セドナ Sedna
太陽系分離天体 Distant detached object of the solar system
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セドナ Sedna 太陽系分離天体 Distant detached object of the solar system 画像:想像図 |
赤道半径 | 995km±80q | 重量 | 1.03×1021kg? |
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密度 | 2.0?g/cm3 | 表面重力 | 0.03〜0.05G |
表面温度 | -253℃ | 地上気圧 | 不明 |
主要構成物質 | 不明 | ||
主要大気組成 | 不明 | ||
軌道長半径 | 544.07AU(813億9171万km) | 平均軌道速度 | 0.203km/s |
公転周期 | 12,691年 | 軌道傾斜角 | 11.93° |
離心率 | 0.860 | 自転周期 | 10.273時間 |
赤道傾斜角 | 不明 | アルベド | 0.33 |
衛星数 | なし? |
2003年11月14日に発見された太陽系外縁天体(TNO)。 セドナは、現在太陽系の知られている天体の中では、太陽から最も遠い距離に存在しているとされている。 (2014年3月に、更に近日点が遠い天体が発見されている。) セドナは、太陽系では火星に次ぐ赤い色をした天体であり、 ソリンのような有色物質が表面に堆積して赤みを帯びると言われている。 発見当初、自転周期はおよそ40日と比較的長いと観測されたことから、 セドナには衛星が存在するではないかと考えられが、 その後の観測によって、実際の自転周期はこの種の天体としては典型的な10時間程度であり、 当初の観測結果は誤りである可能性が強まった。 これが正しければ、セドナに巨大衛星の存在を仮定する理由は無くなる。 カイパーベルト天体としても、オールトの雲としても距離が異なっている為、 発見者マイク・ブラウンは、内オールトの雲と新たに定義されるべき天体ではないかと主張していたが、 現在は新しく提案された分離天体 (DDO) として分類されている。 また、今後冥王星などと同じ準惑星として分類される可能性がある。 |