太陽 The Sun

太陽系中心恒星  The sun of the solar system

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太陽 太陽 The Sun
太陽系中心恒星
The sun of the solar system
赤道半径696,000km 重量1.989×1030kg
密度1.41g/cm3 重力27.9G
温度コロナ:500万℃、光球表面:5,500℃、
黒点:3,500℃、中心核:1,500万℃
主要構成物質H2:73%、He:25%、O2:1%等
自転周期27.3日(極では36日) 年齢約46億歳/約100億歳
光度3.83×1026J/s
地球の生命に恵をもたらす太陽は、太陽系の中心星で、全恒星の中では中位の大きさと明るさを持っている。
約46億年前、巨大なガス雲の中の物質が凝縮して中心部の温度と圧力が上昇して核融合が始まり、太陽が輝き始めた。
太陽は内側から、中心核、幅射層、対流層、光球(表面)、彩層(大気下層)、コロナ(同上層)で形成されている。
中心核(2,500億気圧)で水素の核融合が起き、そのエネルギーが幅射層の電子やイオンと衝突することで再放射され、その熱により対流層でガスが対流している。
光球の中では、巨大な磁場である黒点や爆発現象であるフレアの様な活動が起こる。
フレアによって、太陽から放出される高速のプラズマは惑星空間を通り抜けて地球に達し、オーロラ、電波障害等を引き起こす。
これを太陽風と言い、陽子や電子の様な電気を帯びた粒子の流れで、秒速900kmで太陽から吹き出している。
彩層は、光球より光が弱い為通常は肉眼では見ることはできないが、スピキュールやプロミネンス等の爆発現象が見られる。
コロナは皆既日食の際にのみ白いハロー(光輪)として観測されるものである。
また、太陽活動の強弱には11年の周期があり、見た目では黒点の数が変化する。
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