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箕面紅葉狩りツアー

大阪の紅葉スポットである箕面公園を訪れました。

2008年11月20日(木) 大阪府北部:晴


11月20日木曜日、晴れ。
紅葉シーズンを見計らい、旅に出ることにしました。

当初は3連休をとり、1泊する(つまり遠出する)つもりだったのですが、 結局は2連休しか取れず、昨年の加古川源流域への旅に引き続き、近場の空白地帯(行ったことがない地域)へ行くことになりました。

名付けて、「箕面紅葉狩りツアー」

箕面公園は、京都各所に次ぐ、近畿有数の紅葉の名所です。
紅葉時期は遅めで、この日行くのはある意味博打でした。
(後から思えば1週間後でもよかったかも…)


出発の朝 (加古川市〜宝塚市)

朝の混雑を想定し、かなり余裕のある予定を組んでいた為、 若干遅らせて7:15に出発しました。

数日前までの暖かさがウソのように寒いです。

昨日は、強い寒気の襲来で風が強かったのですが、 幸いにもこの日は、風も弱く、雲も少なくなりました。

確か昨年もこんな天気でした。
北部に行ったため、分水嶺を越えると俄雨に降られましたが…。

それはさておき、
高速道路は目立った混雑もなく快調に進み、宝塚ICを下りました。

実はここが一番の渋滞懸念だったのですが、案の定…国道176号が大渋滞。
まあ、たぶんいつものことなんでしょう。これも想定内です。

外来客ゼロの五月山公園 (池田市)

五月山公園に着いたのは8:45。
予定の5分前、完璧です。

いや、そうでもありませんでした。
冷えたせいか(慣れない早起きのせいか?)ピーピーに…。
駐車場脇のトイレに駆け込みましたが、

「か、紙がない!!?」

近くに別のトイレがあったので、そこに行ってみると、
ありました…。

…って、そんなことはどうでもよくて(失敬失敬)、 気を取り直して五月山公園を散策へ。

動物園はまだ開いてなかったので、奥の方へ行ってみました。

ここは桜やツツジ?の名所らしいですが、 イチョウやモミジもありました。

五月山公園

山を登って行くと、秀望台という所に到着。
そこはドライブウェイの脇にあったのですが、 なかなかの見晴らしです。

五月山秀望台

きっと、夜景もイイ感じでしょう。

最後に、国内最小と言われる動物園に入りました。

飼育員が掃除をしているだけで、私以外誰も客はいません。
まあ、平日の朝だから当然か…。

園のメインであるウォンバットちゃんは、中と外を行ったり来たりしていました。

「かわゆすぎます!」

ただ、その場の雰囲気とわたしのテンション不足で、 写真を撮れなかったのが悔やまれます。
一周5分とかかりませんでしたが、入園料無料なら、寄る価値ありとみました。

五月山動物園

ラウンドワン川西店 (川西市)

9:53に五月山公園を出発、お隣の川西市へ向かいます。
昨年も画策したボウリングを、今度こそするために!

10:10、駅前のラウンドワン川西店へ到着。
平日の朝なら専用駐車場に入れると踏んでいたのですが、 全く問題なく停められました。

店が小さいせいかこじんまりしてます。
ちなみに、ボウリングの内容は以下の通りです。

1G:136
2G:192(ダブル×1、ターキー×1、ベイビーメイク×1)
3G:225(フィフス×1)
4G:225(フィフス×1)

11:45に出発し、本日のメインである箕面市に向かいます。

箕面大滝への道 (箕面市)

途中コンビニ弁当で昼食をとった後、12:30に箕面駅前第1駐車場へ到着。
ここから、徒歩で箕面大滝へ向かいます。

平日にもかかわらず、意外と人が多かったです。
おっちゃんハイカー、おばちゃん軍団、若いカップル、電動車椅子の人、幼稚園の団体に、アマチュアカメラマン…
とにかく色んな人が歩いていました。

しばらく歩くと、瀧安寺に到着。
周辺の紅葉は結構色づいていました。
ここまで、赤いもの、染まりかけのもの、まだ青いもの、まちまちでしたが、 ここはほぼベストの状態のようです。

瀧安寺

ここには、猿がたむろしていました。
私にとってカマキリに次ぐ天敵なのですが、 とりあえずここの猿は大人しそうなのでホッと一息。
(いや、ヤツは頭がいいので念のため平静を装いました)

そんな天敵エテ公でしたが、意外といい佇まいを見せてくれました。

瀧安寺の猿

名所に別れを告げ、ここからはひたすら滝まで登ります。
とは言え、結局最後まで完璧に舗装され、街灯もあり(薄暗いから昼でも点いてる…)、そりゃ〜車椅子でも行けるわ、と納得。

駅前から50分ほど歩いて、ようやく箕面大滝に到着です。
この周辺は、紅葉はまだまだでちょっと残念、普通の滝見物になりました。

箕面大滝

帰りは、裏ルート(メインルートの対岸)を通ることにしました。
こちらは舗装されておらず、普通のハイキングコースです。
人通りも少なく、意外といい画が撮れました。

箕面公園(1)
箕面公園(2)
箕面公園(3)

公園を出て、土産物屋で「もみじのてんぷら」なるものを購入。
本物の紅葉に味付けした衣を付けて揚げただけの代物ですが、 帰って食べたら、素朴な味でこれが意外とイケてました。
変わりダネですし、箕面に来た際はゼヒどうぞ。(騙されたと思って)

ちなみに、「通」の人は、帰りに温泉に入るそうです。
ホテルがあるのですが、これも見ものです。
下からエレベーターで数10m上がって、渡り廊下を通ってようやくホテルの入り口へ、 という奇抜な構造になっています。

もみじのてんぷらといい、箕面って一体…。

それはさておき、
五月山から色々歩き回ったせいで、足が張ってしまいました。
こんなに歩いたのは何年振りでしょうか。

駐車料金500円を払って、駐車場を出たのは14:40でした。
2時間だけでしたが、たった500円ぽっちで、楽しめるなら安いものです。
感謝感謝。

大阪と言えども… (豊能町)

再び五月山へ戻り、国道173・423号線を北上すると、ほどなく山道に突入。

ちょっと山に入っただけで、田舎町の風景が広がります。
兵庫県中部と大差ありません。

豊能町の名所は、妙見山でしょうか。
ケーブルカーが通っているようですが、私が通ったルートはその裏側なので、 立ち寄ることなく、ただ野間峠を越えて能勢町へ。

名所があるのかないのか (能勢町)

箕面を出発してちょうど1時間の15:45。
峠道を下りた所に、「野間の大ケヤキ」があるらしい。

寄る所もないので行ってみようと思ったが、どこにあるのかよく分からない。
周辺を1周し、もういいやと諦め順路に戻る直前、それらしいものを発見。

しかし、あまり時間がないので、寄ることなく先を急ぐことに。

猪名川町へ行くには、能勢町の真ん中にある逢坂峠を越えなければならない。

逢坂峠への道

これでようやく折り返しです。

峠を抜け町役場付近に来ると、やっと町らしい光景が。
国道173号線を南下し、最後の町猪名川町を目指します。

途中、道の駅能勢でちょっと休憩。

道の駅能勢

お約束のルートミス (猪名川町)

一庫ダムで右折し、能勢電鉄日生線沿いに西へ進みます。
どうもこの辺りはニュータウンのような感じです。

幹線道路を左折し、16:50猪名川町役場を通過。
さあ、あとは南下し岐路に着くだけ…

と、思いきや。
一本道を間違え、行き着いた先は、

さっき通った日生中央駅じゃあ〜りませんか!?

私は方向音痴ではありません!
精度の粗い地図が悪いんです!
一本道だと思ってたのに、何故道が突き当たるの!?
(道を間違えたポイントのこと)

帰宅してネットの地図で再確認したら、 確かにそうなってますが、非常に分かりにくい!

失礼、取り乱しました…

その後、何とか正規ルートに戻り、無事に岐路に着くことができました。

途中、ラーメン屋で夕飯を済ませてから、帰宅したのは、予定通りの19:55。
総走行距離235km、燃費は16.5kmという結果でした。

次は…あるのでしょうか?
同じ空白地帯へ行くなら、兵庫県北西部か淡路・徳島…。

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