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北近畿めぐりの旅
【2日目】

またまた紅葉のシーズンに、鳥取砂丘〜天橋立の海岸線を疾走しました。

2009年11月20日(金) 京都府北部:曇時々晴 兵庫県南部:晴時々曇


「北近畿めぐりの旅」の【2日目】です。
初めからご覧になりたい方は【1日目】へ。


早朝の天橋立 (宮津市)

6:30に起床。
日の出を望む為に早目に起きましたが、外はやっぱり曇り空…。

と言う訳で、ゆっくり行くことにしました。

早朝の為、店も準備中で、ほとんど人はおりません。

天橋立の外海側砂浜

砂浜(外海側)に出ても、先の方は見えません。
何しろ全長3.6kmあるんですから。

当然渡りきれず、途中でUターンしました…。

天橋立内の松林

中の方は松林です。
地元の人が通勤・通学で通っているみたいです。
南の宮津に学校があるのか、北から自転車で通学する高校生が目に付きました。

天橋立回旋橋(1)

南端に回旋橋があるのですが、運のいいことに、ちょうど船を通す為に橋が回転しておりました。

内海から出るにはここを通るしかないのですが、大きめの船では橋の高さが足りない為、 船が来る度に橋を回旋させて通しているのです。

私は天橋立は2回目ですが、その2回とも遭遇できた訳です。

運がいいのか、それとも、けっこう回数多いのか…。

天橋立回旋橋(2)
天橋立回旋橋(3)

ハイ、これで元通り!

宿に戻ると、晴れてきました。
そう言えば、鳥取砂丘でもそうだったな…。

写真は宿から撮ったものです。

天橋立の内海

その後、朝食でバイキングを頂き、予定より30分遅れの9:30に宿を出発しました。

伊根の舟屋群を周回 (伊根町)

国道178号線に入り、天橋立より更に北にある伊根町へと向かいます。

ここには有名な舟屋の集落があります。
舟屋とは、簡単に言うと「家の中に船着場がある家」ということです。
1階にガレージ(船着場)があって、そこから出勤(漁に出る)みたいな感じです。

道の駅舟屋の里伊根

まずは、高台にある「道の駅舟屋の里伊根」へ。
ここは、計画当初野宿を目論んだ場所。
不可能ではなさそうでしたが、やっぱりやめて正解だったと思いました。

10:06に到着、一回りしてから、舟屋の並ぶ集落へと降りて行きます。

伊根の舟屋群
伊根の舟屋集落周回道路

表から見れば普通の民家なんですけどね。面白いものです。

しかし、地元の人からすれば、これが当たり前。
人を呼ぶ観光スポットになり得ますが、本来見せ物じゃないはずです。

写真を撮りながらゆっくり通り抜けただけですが、みなさんお邪魔しました〜。

大内峠から真一文字を望む (与謝野町)

伊根町で国道178号線を折り返して、再び天橋立へと戻ります。

もうここからは完全に帰り道ですが、最後に高台へ上がることにしました。

天橋立の高台と言えば、南側と北側での股のぞきが有名ですが、 西側にも展望スポットがあるのはご存知だったでしょうか?

西の高台にある一字観公園は、実は股のぞき発祥の地らしいです。
しかし、わたしは更にマイナーな大内峠北の尾根道へ向かいます。

実はこっちの方が、展望台こそありませんが、 角度的に一番いいのではないかと思ったわけです。

大内峠北の尾根道

実際にいいスポットがありました。
この旅の締めくくりに相応しい絶景です。

ちなみに、下の写真は峠道の途中にあった湧き水の汲み場です。

長命いっぷく名水

もちろん口をつけましたが、普通の湧き水と思ったのは気のせいでしょうか。
まあ、利き水できる訳ではないので悪しからず。

11:23、峠道を折り返して山を下り、国道176号線を南下、一路京都へ向かいます。

これで、予定していた観光スポットは全て消化しました。
後は、京都府北部を縦断して帰路につくのみです。

福知山市役所通過 (福知山市)

11:50、与謝野町の道の駅「シルクのまち かや」に到着。
5分ほど一服して出発、福知山市へ向かいます。

国道176号線から国道175号線を経由して、国道9号線に入り福知山市街地が近づくと、 今までの田舎町とは違う光景が見られます。
「都会」と言うほどではありませんが、京阪神地域のベッドタウン的な郊外街の雰囲気です。

12:40、福知山駅前と市役所前と福知山城前を通過。

福知山城

当初はこの辺で昼食の予定でしたが、 朝食のバイキングで結構食べたせいか、まだお腹が空いてなかったので回避しました。

ここから東進し綾部市に向かう為、府道8号線に入るはず…だったのですが、 また道を間違え(違う交差点名を覚えていた為)、国道9号線バイパスへ…。

若干南へ行ってしまいましたが、何とか方向修正し、府道8号線へ出ることができました。

いやはや、ナビなし、地図も10年前のじゃ、ルートを外れた時は困りますね。
全て自分の方向感覚が頼りです。(オンチじゃなくて良かった〜)

昼食はどこにしよう… (綾部市)

13:30、綾部駅前界隈に到着。
途中、まともな店は王将くらいしかなく、3kmほど戻るハメに。

まだお腹は空いてなかったのですが、この先はもっと店がないかもしれないので仕方なく入店、ラーメンとチャーハンのセットを注文しました。

すでにこの頃には、首や肩こりで辛くなり始めていたのですが、 この高カロリー食のせいで、更に酷くなり、頭痛にまで発展してしまうとは露とも知らずに…。

依然、予定より30分遅れの14:00に出発、 綾部駅前と市役所前を通過し、国道27号線を経由して、国道173号線に入ります。

丹波マーケスで休憩 (京丹波町)

14:42、京丹波町役場の少し南にある、京丹波町の道の駅「丹波マーケス」に到着。
ここは、普通のショッピングセンターみたいな所で、 それがそのまま道の駅になった、といったところでしょうか。 (私の10年前の地図には載っていません…)

道の駅丹波マーケス

だいぶしんどくなってきました。休んでもあまり回復しません。

予定より15分遅れの14:55に出発しました。

最後の滞在地 (南丹町)

15:08、南丹市役所前を通過。
そこから約5km南にある八木西インターより、京都丹波道路に入ります。
入ってすぐの南丹PAで休憩。

だいたいこの頃からですね、肩・首痛の先に頭痛を感じ始めたのは…。

予定より15分遅れの15:35に出発しました。

地獄の京阪路 (京都市〜加古川市)

15:52、沓掛インターから国道9号線に入ります。
ここから京都市街地に入るので、当然渋滞は予想されました。

しかし長い…。

ここからは大体分かるので(学生時代京都にはよく来ていたので)、 詳細のルートを下調べしてなかったのですが、これが後々仇となります。

本来、西大路まで行くはずでしたが、我慢できずに、桂付近で早めに右折。
とりあえず国道1号線に出たかったので、標識とある様なない様な土地勘を頼りに進みます。

奇跡的にも完璧なルートで国道1号線に入り、次は名神高速道路の京都南インターを目指します。

ここで最大のミステイク!

私は高速の入口は右側とばかり思って走っていたのですが、 実は左側だったのです!

どうりで、左側車線が長蛇の列だったわけだ!

まあ、高速も渋滞って出てたし、いいか。
と思い直して、更に国道1号線を南下。

今度は、京滋バイパスのインターが見えてきました。
この辺は、巨椋池という昔の湖を干拓してできた広大な土地が広がっているんですが、 その真ん中を高速道路の高架が十字に貫き、ど真ん中に巨大な久御山JCTが聳え立っています。

学生時代にはこんなのなかったんですが、異様な光景に思えます。

…脱線しましたが、ここで京滋バイパスに入って西へ行くと、名神高速に繋がっています。

今思えば、ここで高速に上がるのがベストだったんですが、 疲れのせいか、まっすぐ行く道を選択してしまいました。

これこそ最大のミステイク!!

ですね、どう考えても。

この先国道1号線が渋滞しているのは分かっていたのに。
高速の方がマシだと、この時は思えなかったんですね。

案の定、大阪府に入る手前から渋滞は始まり、枚方市中心部に近づくほどそれはピークに。
ガソリンも残り1/4を切り、ストレスと激しい首肩痛と頭痛もピークを迎えました。

枚方市から淀川を渡って高槻市に入り、 久々に休憩してから、茨木市の茨木インターからようやく名神高速へ。

高速に入ると、快調に走ります。
安心感からか、やや気分は晴れましたが、 極度の疲れの為、速度は控えめで走行車線を走ってました…。

家に着いたのが20:20、総走行距離651km、燃費は19.3kmでした。

とにかく疲れました。。。
想定以上に京都大阪間の渋滞が激しかったのが誤算です。
ルートは逆周りの方が良かったかもしれません…。

終わった感想は、「もうええわ。」

もうアホなことする年じゃないしね…。

ただ、旅はまたしたいので、

今度はカノジョとムフフな旅を…

計画したいですナ。

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