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てんびんざ
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主要恒星 | β:ズベン・エス・カマリ(2.6等) |
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黄道十二星座の1つであり、トレミーの48星座の1つ。 あまり目立たない星座である。 元々はさそり座のはさみの部分であったとも考えられており、後に星座として独立した。 主要恒星には、さそり座由来の名がついている。 |
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さそりざ
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主要恒星 | α:アンタレス(0.96等)、λ:シャウラ、θサルガス、δ:ジュバ、ε、 κ:ギルタブ、β:アクラブ、υ:レサト、τ:アルニャート、π、 σ:アルニャート、ι |
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黄道十二星座の1つであり、トレミーの48星座の1つ。 天の川に大きなS字型で横たわっており、特徴的な形をしている。 さそり座には明るい星が多くあり、視等級3.00以上の星の数は12にも上り、88星座の中で最も多い。 またさそり座は天の川上にあるため、多くの星団を含む。 散開星団のM6 (ちょう星団) 、およびM7 (トレミーの星団) のような多くの天体がある。 この他、球状星団のM4およびM80もある。 |
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いてざ
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主要恒星 | ε:カウス・アウストラリス(1.9等)、σ:ヌンキ、ζ:アスケラ、 δ:カウス・メディア、λ:カウス・ボレアリス、π:アルバルダ、γ:アルナスル |
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黄道十二星座の1つであり、トレミーの48星座の1つ。 星座は、ティーポットと呼ばれる星群によって容易に認識可能である。 この星座の東側にあるζ,τ,σ,φ,λ,μ の6つの星が、北斗七星に似たひしゃく状に並んでいることもあり、 日本はこの部分を「南斗六星」と呼んでいる。西欧でも「ミルクディッパー」と呼ばれることがある。 銀河系の中心がある方向なので、天の川の密度はこの辺りが一番濃い。 従って、いて座には紫色をした多くの星団や星雲がある。 銀河系中心に関係のある電波源「いて座A」もある。天文学者は、これが大質量のブラックホールを含むかもしれないと考えている。 |
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いるかざ
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主要恒星 | β:ロタネブ(3.63等) |
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トレミーの48星座の1つ。天の川の近くにある。 全体的に暗い星座ではあるが、その中でも比較的明るい星々が密集している為、 天の川が見える程度に環境が良ければ見つけやすい。 |
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おおかみざ
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主要恒星 | α(2.3等)、β、γ |
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トレミーの48星座の1つ。 α星(青色巨星)を除いて、3等星が6つあるだけの暗い星座であるが、形は整っている。 星座西部の境界線上に、2つの渦巻銀河とウォルフ・ライエ星を含む惑星状星雲IC4406がある。 この星雲の中心星は、知られている中で最も高温の星の一つである。 |
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ことざ
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主要恒星 | α:ベガ(0.03等) |
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トレミーの48星座の1つ。 あまり大きな星座ではないが、有名な明るい1等星ベガがあるために、よく知られている。 ベガは、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイルとともに、夏の大三角形を形成する。 また、中国や日本の七夕伝説では織姫星(織女星)として知られ、 わし座のアルタイルを牛飼いに見立てた恋物語が伝わっている。 環状星雲(M57)は、惑星状星雲の中で最も有名である。 |
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はくちょうざ
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主要恒星 | α:デネブ(1.25等)、γ:サドル、ε:ギェナー、δ:ルク |
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トレミーの48星座の1つ。 α星デネブは、1800光年も離れているにもかかわらず、1等星の白色超巨星である。 デネブは、こと座のベガ、わし座のアルタイルとともに、夏の大三角形を形成する。 十字架型をしているので、北十字ともいう。 キリスト教ではこの星座を、キリストの磔の十字架と重ねて考えることがある。 天の川の上にあるので、多くの星団と星雲がはくちょう座の中にある。 |
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へびざ
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主要恒星 | α:Unukalhai(2.7等) |
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トレミーの48星座の1つ。 星座は、へびつかい座の胴体によって2つに分断されており、 頭部 (Serpens (Caput))と尾部(Serpens (Cauda)) に分けて捉えられ、 事実上、2つの星座の連合体として扱われている。 地上から見て右側(西側)が頭部、左側(東側)が尾部である。 M5(頭部、α星の南西約8度の球状星団)は最も美しい。 M16は、わし星雲と呼ばれる。 天の川の上にあるので、多くの星団と星雲がはくちょう座の中にある。 |
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へびつかいざ
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主要恒星 | α:ラス・アルハゲ(2.1等)、η:サビク、ζ、δ:イェド・プリオル、 β:ケバルライ |
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トレミーの48星座の1つ。 占星術における(黄道)13星座説では、13個目にこのへびつかい座が加わることになる。 δ星、ν星を接点にへび座と接続し、二つで一つの星座と捉えられることが多い。 また、へびつかい座単体での大きさは11位だが、 へび座と合わせた場合は、全天一大きいうみへび座をも凌ぐ規模を誇る。 |
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ヘルクレス座
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主要恒星 | β:コルネフォロス(2.78等)、α:ラス・アルゲティ(2.78〜5.39等) |
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トレミーの48星座の1つ。全天で5番目に大きい。 あまり明るい星はないが、α星のラス・アルゲティは美しい二重星として知られている。 また有名な2つの球状星団(M13・M92)があり、北半球で最も明るい。 |
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みなみのかんむりざ
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主要恒星 | β(4.10等)、α:アルフェッカ・メリディアナ(4.11等) |
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トレミーの48星座の1つ。かんむり座とは別の星座である。 日本の大部分では南の低い空でしか見ることができない。 いて座の足元にある為、ケイロン(ケンタウルス)の冠と呼ばれる。 |
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やざ
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主要恒星 | γ(3.47等) |
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トレミーの48星座の1つ。 や座は全天でみなみじゅうじ座、こうま座に次いで3番目に小さいが、 この星座が占有する南北の角度は最も小さい。 |
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りゅうざ
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主要恒星 | γ:エルタニン(2.23等)、η:アル・ディバイン、β:ラスタバン |
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トレミーの48星座の1つ。 紀元前2790年頃は、α星トゥバンが北極星だった。 キャッツアイ星雲の名で知られる惑星状星雲NGC6543があることで知られる。 M102とされるレンズ状銀河NGC5866もある。 |
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わしざ
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主要恒星 | α:アルタイル(0.77等)、γ:タラゼド(2.72等)、ζ:デネブ・アル・オカブ |
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トレミーの48星座の1つ。 α星アルタイルは3重連星であり、 こと座のベガ、はくちょう座のデネブとともに、夏の大三角形を形成する。 また、中国や日本の七夕伝説では牽牛星(彦星)として知られ、 はくちょう座のデネブを織女に見立てた恋物語が伝わっている。 |
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こぎつねざ
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主要恒星 | α:アンサー(4.44等) |
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夏の大三角形の真ん中にある。暗い北天の星座である。 星座の南方に、巨大な惑星状星雲である亜鈴状星雲 (M27) がある。 この星雲は、形がその名の通りの鉄アレイ状である為、よく観測される。 |
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たてざ
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主要恒星 | α(3.85等) |
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全天で5番目に小さい。 |