火星とその衛星 Mars and its satellites
太陽系第4惑星とその衛星 The 4th planet and its satellites of the solar system
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火星 Mars 太陽系第4惑星 The 4th planet of the solar system |
赤道半径 | 3,397km | 重量 | 6.419×1023kg |
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密度 | 3.93g/cm3 | 表面重力 | 0.38G |
表面温度 | -140〜20℃ | 地上気圧 | 7〜9hPa |
主要構成物質 | Ni、Fe、FeO、FeS、S(核)、珪酸塩(地殻・マントル)、H2O等 | ||
主要大気組成 | CO2:95.3%、N2:2.7%、Ar:1.6%、O2等 | ||
平均軌道半径 | 1.52AU(2億2794万km) | 平均軌道速度 | 24.13km/s |
公転周期 | 686.98日 | 軌道傾斜角 | 1.85° |
離心率 | 0.093 | 自転周期 | 24.62時間 |
赤道傾斜角 | 25.19° | アルベド | 0.15 |
衛星数 | 2(フォボス・ダイモス) |
通称、赤い惑星。(赤く見えるのは、地表面に含まれる酸化鉄の為。) 地形は、北部(クレーターの少ない比較的新しいなだらかな火山性の平原が中心) と南部(巨大クレーターが無数にある古い地形が中心)に大別される。 大気の主成分は金星と同じく二酸化炭素だが、大気が薄い為、温室効果としては+5℃程である。 また、南極にはドライアイスの極冠も見られる。(北極は氷) 最近の探査により、火星にはかつて液体の水が豊富で湿り気があった時期が存在し、地球と同じように生命が誕生した可能性があると考えられている。 かなり遠い将来だが、火星地球化計画や移住計画がある程、火星探査は人類の新しい未来を切開く意味で重要なミッションであり続けるであろう。 |
火星の衛星 Mars' satellites
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フォボス Phobos 太陽系火星第1衛星 Mars' the 1st satellite of the solar system |
長軸半径 | 13.5km | 重量 | 1.26×1016kg |
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密度 | 1.95g/cm3 | 表面温度 | -40℃ |
主要構成物質 | 珪酸塩(炭素含有量の多い岩石)、氷[H2O、CH4、NH3]等 | ||
主要大気組成 | なし | ||
平均軌道半径 | 9,378km | 平均軌道速度 | 2.14km/s |
公転周期 | 7.65時間 | 軌道傾斜角 | 1.02° |
離心率 | 0.015 | 自転周期 | 7.65時間 |
赤道傾斜角 | 0° | アルベド | 0.06 |
じゃが芋に似た歪な形をしており、クレーターの多い岩石の表面をしている。 火星の引力にとらえられた小惑星と考えられている。 火星の重力で徐々に内側に引かれており、約5000万年後には火星に衝突するか、 破壊され火星の環となると考えられている。 |
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ダイモス Deimos 太陽系火星第2衛星 Mars' the 2nd satellite of the solar system |
長軸半径 | 7.5km | 重量 | 1.80×1015kg |
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密度 | 1.7g/cm3 | 表面温度 | -40℃ |
主要構成物質 | 珪酸塩(炭素含有量の多い岩石)、氷[H2O、CH4、NH3]等 | ||
主要大気組成 | なし | ||
平均軌道半径 | 23,459km | 平均軌道速度 | 1.35km/s |
公転周期 | 30.30時間 | 軌道傾斜角 | 1.82° |
離心率 | 0.0005 | 自転周期 | 30.30時間 |
赤道傾斜角 | 0° | アルベド | 0.07 |
じゃが芋に似た歪な形をしており、黒い岩石でできていて、クレーターに覆われてはいるが、
大きなクレーターは少なく、表面は滑らかで割れ目も少ない。 フォボス同様、火星に捕らえられた小惑星であるといわれている。 |